SUAMA LAB

日々学んだこと、主に科学一般やプログラミング、ライフハックについて発信していきます。

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ニワトリ胚の全細胞培養②

こんにちは、すあまです。

今回は先日紹介したニワトリ胚の全細胞培養の続きをお送りしたいと思います。下記にリンクを張っておくのでまだ読まれていない方はぜひ最初からお読みください。

suama14.hatenablog.com

結果②:培養開始3日後、1週間後の細胞の様子

培養開始3日後

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コントロール

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コントロール②+拡大図

上の拡大図の細胞は個人的には肝細胞なんじゃないかと思ってますが、検証はできてません...

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プラズマ処理①

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プラズマ処理②

培養開始1週間後

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コントロール

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プラズマ処理

3日後で見られた肝細胞っぽいものは見当たらなくなってしまいました泣

以上が培養開始から1週間後までの細胞の様子でした。

様々な形態の細胞がいることがわかりますね(笑)、しかしこれからそれらの細胞をどのように識別、単離するのかが課題となっています。

考察

  • 細胞の接着率はコントロールとプラズマ処理で大きな差は見られなかった。
  • 細胞の増殖に関しても、コントロールとプラズマ処理で見た目では大きな差はみられなかった。
  • 培養開始から1週間経過した段階で形態が異なる細胞が数種類観察されたがその種類を同定することはできなかった。

この実験で用いたディッシュはまだ培養を継続しているので、データがまとまり次第また紹介したいと思います。